2009年09月14日

食のある景色:カンボジアでのスケッチ(2009年3月号)

絵を描くのは苦手である。子供のころから、満足に描けた試しがない。手先が不器用、かつ絵心がないとは、自分のことだと思っている。そんな私を、ホントに情けないと思うことがある。

旅にでて、知らない街で巡り会う景色が、心に触れると、これを残しておきたいと思うものである。この風景を瞼の裏に焼き付けて、忘れないようにしたいと願うこともある。そして、その景色が語るストリーのインパクトを、誰かに伝えたいと思うことだってある。

そんな時、絵が描ければと思う。

しかし、絵の描けない私は、かわりに、文章でその景色を残そうと思うのである。一度の旅行で、いろいろな風景や物語に出合った時は、特にそう思う。スケッチのように、文章を書きたいと思うのである。この2月のカンボジア行も、そんな私のスケッチ願望を、駆り立てる旅であった。

食いしん坊の私が残したいと思う景色は、食にまつわる場合が多い。美味そうな食べ物や、レストランの内外装。そして、そんな私のスケッチ願望を、後押ししてくれるのは、デジカメである。デジカメで撮った写真をながめて、うるおぼえのディテールを補強、修正しながら、スケッチのように軽々と、文章を書きたいと思うのである。

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posted by e-dream-s at 22:57| Comment(0) | e-dream-s come true(井川 好二)

2009年09月13日

プノンペンに“サクラ・サク”(2009年2月号)

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(トラベック・プレイ)


2月。暦の上で春になったとはいえ、まだ寒く、私が担任する中3の生徒達にとっては今は受験シーズン真っ只中。今週火曜日には私立高校の入学試験があるし、最終的に全員の卒業後の進路が決定するのは3月下旬、まだまだ“サクラ”は遠い。

昨年2月にカンボジアに行った時、首都プノンペンで(アンコール遺跡群のあるシェムリ・アップでは見かけなかった)、桜に似た薄ピンク色の花をつけた街路樹が目にとまった。満開のその花は桜よりも少し大きく、気温30度のカンボジアのスカイブルーの空によく映えた。ドライバーに名前を聞いたがよくわからず、帰国後名前を調べたら「トラベック・プレイ(Jungle Guava)の木」で、カンボジアではプノンペンの街路樹に使われているらしいことがわかった。今年も、咲いて、CamTESOL参加者を迎える準備をしてくれているだろうか?

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posted by e-dream-s at 23:41| Comment(0) | 中川 房代

2009年09月12日

<サンフランシスコ便りO>オバマ大統領誕生(2009年2月号)

1月25日(日)。先週20日(火)にオバマ氏が大統領に就任し、その就任式は大変話題になりましたが、テレビのニュースではその就任の話題がまだ続いています。私は不勉強で、就任式を終えたら大統領の仕事が始まるくらいにしか思っていなかったのですが、ほぼ3日間就任のcelebrationがありました。新聞では18日の"We Are One" concert<注1>の模様が報じられ、テレビでは就任式のみならず、就任式後のランチョンや夜のパーテイの様子が放映されるなど、お祭り騒ぎでした。例年の就任イベントに加え、First LadyのMichelleさんのドレス(お嬢さんのドレスも)も関心の的。街では、オバマ氏のTシャツが売られ、先日あるお店で見た "Obama in Da House"というTシャツ<注2>はシャレていて、African-Americanである友人のPさんのお気に入りでした。 その他オバマグッズも、沢山作られ売られています<注3>。オバマ氏のお嬢さんの人形まで登場した<注4>というのは、ちょっとエスカレートしすぎ?!

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posted by e-dream-s at 15:26| Comment(0) | 山田 昌子

2009年09月11日

たまには靴を履き替えて:二度目のCamTESOLカンファレンスツアー(2009年2月号)

去年の夏、表参道で元パリコレモデルに「美しい歩き方」を習った。「歩く場面を想定して、靴を履いてきてください。」と言うので、私はその秋の新作の、限りなく肌色に近いベージュのエナメルのハイヒールを履いて出かけた。デザイン性を重視したその靴は、足の指の付け根が少し見えるくらい浅く、そしてヒールは8センチ以上はある。そのため羽田空港を出る前から、足が痛くなってしまった。重い荷物を抱え、ふらふらした足取りで地下鉄の駅を目指して歩いていると、「こんな靴を履いていたのでは、私の行ける範囲は限られてしまう。行きたい場所にぐんぐん進んでいくことができない!」という考えが頭に浮かび、急に悲しくなってしまった。私が歩いていく道のりと、私の人生の道のりは、必ずしも同じものではないけれど、ハイヒールを履くことで、自分の人生が制限されてしまうような気持ちになってしまった。

教室では、元パリコレモデルが高くて細いヒールの黒い靴を履いて、美しい歩き方を見せてくれた。彼女の筋張った美しい足をさらに美しく見せるような、スクエアにカットされた華奢な靴。「そんな靴、ずっと履いてて平気ですか。」思わず私が尋ねると、「あら、ずっとなんて履かないわ。勝負靴は、会場に着く直前に履き替えるのよ。」と彼女は美しい微笑をゆっくり広げながら言った。


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posted by e-dream-s at 22:10| Comment(2) | 塚本 美紀

Powerをこの手に:道具としてのPC考(2009年2月号)

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「菱足鋏」筑前福岡<注1>)


コンピュータは身近な道具の一つ。毎日付き合っている。雨の日も風の日も、1日6時間以上、液晶画面を見つめ、キーボードに指を走らせながら暮らしている。機種は変わってもパソコンとは、これからも、ずっと長く付き合っていくことになるのだろう。

ワープロ・ソフトで教材や試験を作ったり、表計算ソフトを使って採点結果を集計したり、プレゼンテーション・ソフトで講義や学会での発表用資料を準備したり。コンピュータ抜きの人生は考えられない。今も眠い眼をこすりこすり、パソコンの液晶画面を見つめて、この原稿を書いている。

「センセ、今日のお鞄・・・」
「ごめん、えらい重たいやろ」
「お箸より重たいもん、お持ちにならへんセンセが・・・」
「パソコンや。肩こってしゃあない」
「お仕事どすか?」
「いや、修理してもろてたんを、取りにいってん。落とさんように、ちゃんと預かっといてや」
「へえ、センセの大事なお道具、しっかり番させてもらいます」

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posted by e-dream-s at 00:26| Comment(54) | e-dream-s come true(井川 好二)

2009年09月10日

<2009年メキシコ便り>メキシコでの異文化(2009年1月)

>冬休みを利用して、12月25日から1月5日まで、私は女性の友人2名(日本と韓国出身のサンフランシスコ州立大学の院生)とメキシコを訪れた。

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(オアハカ(Oaxaca)の街にて)


メキシコシテイ(Mexico City)でメトロ(地下鉄)に乗っていると、突然大きなポピュラーミュージックが聞こえて来た。「凄い騒音、何事?」と辺りを見渡すと、CDプレイヤーを持った男性が、音楽CDを売り歩いている様子。一緒にいた友人と「いくらかな」とよ〜く聞いてみると14ペソ(US$1程)/個(安い!)。その音楽は"Stand by Me"だったり、ビートルズだったり、最近のヘビメタだったり。その他接着剤売りにもあった(5ペソ/個)。メトロではこんな物売りは珍しいことではないらしく、何人かの乗客が何食わぬ顔。接着剤を買う乗客もいた。これまで様々な国々を訪れたが、こんな体験は初めて。
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posted by e-dream-s at 00:36| Comment(0) | 山田 昌子

2009年09月08日

トロバエク・プレイ、サク?(2009年1月)

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(トロバエク・プレイ の花。日本の桜に似ている 2008年2月撮影)


 CamTESOL2009まで2か月を切った。今年も参加させていただくことになり、勤務先への根回しやビザ取得など、少しずつ準備を始めているところである。肝腎の発表の準備の方はまだほとんど手が付いていないのが現状ではあるが・・・。

 今回のアクロスの冬合宿で、カンボジアから素敵なゲスト、Sokhom Leangさんが参加してくれた。他の先生方の原稿でも何度も取り上げられているので、彼女の紹介の必要はなかろうが、昨年のCamTESOL2008ツアーで、現地で最初に声をかけた人物であることは特に記しておきたい。プノンペンに到着し、バンで市内へ。すでにCamTESOL主催のSite Visitは始まっている。私たちは3つにグループを分けた。高等教育のサイトビジットに途中から合流する組、初等教育のサイトビジットに途中で合流する組、そして、いったんホテルにチェックインし、その後、サイトビジットに参加する組である。塚本先生と私は最後の組に入り、ヒマワリホテルに入った。荷物を置き、語学学校、ACEへ。まだ中川先生、道面先生が参加されている初等教育のグループは到着していない。待ち時間の間、塚本先生はそこにいた先生にProfessional Development Needsについてインタビューを始めた。その記念すべき第一号の方がソコムだったのだ。

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posted by e-dream-s at 00:20| Comment(0) | 仙崎 裕右

2009年09月07日

残り福に考える日本の文化(2009年1月)

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銹絵染付梅波文蓋物におせち<注1>


「まだ松の内どすよって」と女将が運んで来たのは、乾山風<注2>の鉢に盛られたおせち。行きつけの割烹、えべっさん<注3> 残り福<注4>の夜である。

「Oh、JAPANの正月」
「吹田の慈姑<注5>、丹波の黒豆、琵琶湖の諸子<注6>の昆布巻き、どす」
「こういうのが、美味そうに思えるんは、歳いった証拠」
「へえ、だいぶ大人になりはった」

「あれ、チョロギ<注7>がないなあ」
「センセ、チョロギお好きでしたん?すんません、ちょっと切らしてしもて」
「かめへん、かめへん。黒豆に付きもんやから、なかったら、ちょっと寂しいだけ」
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posted by e-dream-s at 23:11| Comment(0) | e-dream-s come true(井川 好二)

My Experience in Japan(2009年1月)

I accidentally met Miki Tsukamoto and Dr. Koji Igawa at the Australian Centre for Education (ACE) during their site visit tour just before CamTESOL 2008. This chance meeting culminated in my first-ever overseas trip by myself to Japan in January 2009, to attend the 2009 ACROSS Winter Seminar.

This was a big turning point in my life to have such a great opportunity, which is dreamt of by my many other colleagues, to be able to exchange my learning and teaching English experiences in Cambodia with Japanese teachers of English from different parts of Japan.
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posted by e-dream-s at 22:11| Comment(1) | Sokhom Leang

2009年09月06日

新しい私へ:CamTESOLカンファレンス・ツアー進捗状況報告(2009年1月)

一昨年から小笠原礼法の教室に通っている。立ち居振る舞いや日本の伝統的な行事や日常生活での作法を習う教室だ。きっかけは、行儀作法が習いたかったというよりも、着物を着る機会を増やして、着物を着ることに慣れたかったからだ。慣れないことをしようとすることは億劫だ。事前にいろいろな道具を揃えることを考えると、着物を着るのを躊躇してしまう。その上、「この紐はどうするんだっけ?」「あ、何か変。もう一回やり直し!」などとやっていると、やっと着終えた頃にはもうすっかり疲れ果ててしまう。そんな状況から抜け出すために、月に2回のお稽古に通うようにし、何とか以前の半分の時間で着物が着られるようになった。毎度のことなので、準備をするのも何のことはない。小さな変化ではあるが、着物を着るとなると前日からあたふたしていた以前の私とは違う私になった。続きを読む
posted by e-dream-s at 21:35| Comment(0) | 塚本 美紀