2009年09月26日

アラフィーの4月(2009年4月号)

実は、3月末から4月初め、所謂春休みの期間は、私にとって1年の中でもちょっと憂鬱な時期なのである。学校でも会社でも、卒業や転勤、異動があり、否応なしに別れがやってくる。せっかく、慣れて、仲良くなった人たちとの別れは寂しい。それまで作ってきた自分にとっての快適な環境から抜け出るのはなかなか勇気が要る。勿論、悲しいばかりではなく新しい出会いもあるわけで、それはそれで楽しみではあるのだが、人見知りで人間関係を作るのに時間が掛かる私は、年度当初のこの時期に特に苦手意識がある。

まあそんな個人的なことはどうでもよくて、例に漏れず、私の職場でも退職、異動があって、スタッフの平均年齢がまた一段と若くなった。ほんの数年くらいまで職場では若い層だったのに、一気に年長の層に突入して、職場での位置や役割が一気に変わってきている。これまで助けてもらうことが多かったのが、気が付くと助ける側に立たされていることにとまどうことも多い。自分の仕事さえきちんとしていればいいというだけではなく、周りを見て自分の行動、立ち位置を考えることも多くなっている。自分がどう動くのが皆のために一番よいのかを考えるようにしよう!と心がけてはいるのだが、何だか落ち着かない。アラフィーのこの年になって、やっとそんなことに気づくなんて、皆さんに比べたら随分遅いのかな、とも思うけれど…ね。
e-dream-sは2000年3月に産声をあげた。既に丸9年が過ぎたことになる。5月末〜6月の初めに開催予定の理事会は第31回、8月の定時会員総会は第10回を数える。

NPOが何たるかもよくわからず、役所に問い合わせても電話を次々に違う部署に回され続けるという状況だった当時から考えると、現在(2009年2月末)のNPO数は全国で28,394団体、寄付控除を受けられる認定NPO法人数も100団体に迫ってきた。今は中学校の公民の教科書にも堂々と登場している。こんな社会状況を誰が想像していただろう?

e-dream-sも教育に関連した社会貢献事業をしたいとの思いから、教育用写真アーカイブ事業、ECAPを始め様々な海外プログラムの企画・実施などを行ってきた。特にECAPでは韓国の英語教師・英語教員団体と6年にわたって取り組みを続けることができ、その中で私たちも多くのことを学ぶことができた。研修の場の提供、という意味でも大きな成果をあげてきた。教材テキストの発行を始め、助成団体からの支援も取り付けることができるまでになった。

設立10年目の年。私たちは今後どうしていくのか、どの方向に進むべきか、「これまでの10年」を振り返り、「これからの10年」を考えていく時期に来ている。“何をどうしたらいいかわからないが、まずできることをしていこう”ではなく、“きちんと将来設計をしながら、計画的に進めていくべき”時期にきたのだろう。

何だか、e-dream-sの今と、私の職場での自分の役割は、状況が重なる気がしている。しっかり考えて行動しなければ!

第31回理事会では、e-dream-sの「これまで」と「これから」についても論議をしていきたい。また、念願だった「国際社会への貢献プロジェクト」として実現できそうな展望がでてきているのが、「カンボジア・奨学金プロジェクト」である。カンボジアのソコム先生が日本在住となり、一緒にプロジェクトを進めたいと言ってくださっていることも大変幸運な巡り合わせである。このカンボジア・プロジェクトについても、具体的な計画を立てていく理事会になる予定だ。皆さんの貴重なアイデア、ご協力をお願いします!
posted by e-dream-s at 22:40| Comment(0) | 中川 房代
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